リバー通信

わたしたちは、四次元世界に住んでいる?

そう、私たちの住んでいる世界は、四次元でできています。

「えっ、三次元でしょ?四次元じゃないよ?そんなんは、昔のSFの世界じゃん。」と思われた方も多いと思います。

確かに、私たちは、XYZ座標系の世界に暮らしています。そう簡単に言うと「長さ・幅・高さ」がある空間の事です。

でも、良く考えてみてください。皆さんは、時間を感じていますよね。三次元空間を移動するとき、必ず時間が必要です。

時間軸があって、私たちの活動は決定します。

同じ空間座標に存在しても、同じ時刻でないと、二人は出会いません。

このように、大切な時間軸ですが、とても制約があります。過去に戻ることは出来ないし、ひとより多くの時間を持つこともできません。一日が、48時間ある日を手に入れる事ができれば、人よりたくさんの仕事ができそうですよね。(いやいや、どっちかと言えば、レジャーの時間がいいですけどね。)

しかし、時間は皆さんに平等に与えられ、一日は24時間しかありません。

でも、同じ24時間でも、あっという間に過ぎる日もあれば、とても長く感じる一日もあります。不思議なものです。

地球が自転する周期が、24時間である事は、だれでも知っています。地球の自転はかなり正確です。人類は、時間の概念を標準化するために時計を作り、時刻のルールを決めました。

現在、人類は地球上の全域に、関わりを持ちながら生活しています。時間軸のメモリを全世界共通に決める事で、色々な活動がトラブルなく行われています。

文化的な生活を送る人々は、正確な時間の情報を欲しいと思うようになりました。

一分一秒を争う場面が、現代社会の中では、たびたび現れるからです。

その為に多くの時計が開発されました。

現代、もっとも普及しているのは、クォーツ時計です。乾電池やボタン電池、ソーラーパネル等から電気エネルギーをもらい正確に時を刻むクォーツ時計。クォーツとは水晶の事です。クォーツ時計の中には、水晶振動子と呼ばれる正確に時を刻む水晶でできた振動素子が入っています。

日進月歩で、目まぐるしく変化する現代社会において、正確な時を刻むクォーツ時計はてとも大切な道具だと思いませんか。

そう、密度の高い時を過ごすために。

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